変えれらること、変えられないこと
他人のことは変えられない
そのことに気づいたのは高校生の時でした。
本で読んだのか、ネットで見つけたのか、その辺りは覚えていません。
一つ覚えているのはこの頃、私が人間関係に悩んでいたということです。
高校三年生のとき、私は部活で周りが思うように動いてくれずモヤモヤしていました。
今となっては馬鹿な話です。
そもそも同い年か年下の子に対して自分の思い通りになってほしいなんて、
それは単純に自分の言うことを聞いてくれる人が欲しかっただけ。
でもその当時は人とのかかわり方について真剣に悩んでいました。
そこで出会ったのがこの言葉。
『他人のことは変えられない。
たとえ自分を変えられたとしても。』
結局私はこの言葉に出会って人に期待することをやめました。
それはちょっと違うのでは?とは今でも思います。
ですが人に期待しないということは
自分がやってほしいことを無条件で人に押し付けない、
もしやってくれたらうれしいな、
という気持ちにつながりました。
心が軽くなったんです。
期待することをやめるというとなんだかさみしい感じもしますが、
同じ年頃同士のことですからそのくらいの心持でいいと思います。
よく考えれば他人を変えようなんておこがましい話ですね。
何様なんだお前はっていう。
自分のことを変えるのだって簡単ではないのに、そりゃ無理でしょうっていう。
だからこそより自分のことは変えていきたいとも思いました。
自分をアップデートしていければ、他人、そして人間という存在との関わり方がより良いものにできる気がするからです。
私が変われば考え方が変わって、今までと違う見方ができるかもしれない。
そう思うと変化が楽しみになります。